2009年 春 梨の開花・花粉作り

2009年度の蕾から開花期はとても気温の高い日が続きあっという間の開花となりました。
特に受粉時期の開花は短果枝と長果枝がいっせいになるなどの特徴
がありました。予想よりはやい満開日となりました。




3月30日

4月3日 4月10日

4月13日
4月15日
花芽の成長具合によって仕事の内容が変わります。
日時 仕事の内容
3月30日の写真 花芽が3つあるがこのうち1つにしなければならない。養分の無駄だし管理が大変になる。
4月3日の写真 もう少しで摘蕾(てきらい)か?または忙しくなり仕事がまわらなくなる可能性もあるので
無理やり手でこじあけつぼみの数を落としておく。(後の管理が楽になります。)
4月10日の写真 てきらいの時期。ただし軸がしっかりしてくると手で落としにくくなる。
4月13日の写真 品種は異なるが新興梨の花摘みの時期
4月15日の写真 満開になり人工授粉の時期。





花粉作り

花粉作りは時間との勝負です。
蕾がふくらみ始めている頃から花がひらくまでの期間が限られている為です。
花粉を作ることも大事な作業ですが、その後の人工授粉をするための開花期間も限られている為
これも時間との勝負になります。
我が家では新興梨(しんこうなし)の花粉を採取します。

花粉を作る為の蕾の生育段階も重要です。上記写真の4月10日の蕾の状態から暖かい日ですと、
1、2日後の少し膨らんだ状態がベストな形です。

2009年度はこの新興梨の花つみをしているとき非常に気温が高く、満開になってしまって
花粉量が例年よりも少ない結果となりました。



新興梨の花摘みの様子
大量にとる花。これだけとっても実際とれる花粉はわずかです。
花粉つくり
この機械につぼみをいれ、葯をとりだします。 余分な花びらなどを取り除き、さらにふるいにかけてゴミをとりのぞきます。 その後28度くらいにして次の日じっくりと花粉をつくりあげます。

このように花粉作りも大変な手間をかけています。
昔は枝を切って梨園にさしておいたり、わざといろんな品種を混ぜたりしていたようです。
もっとも今よりたくさんのみつばちがいて受粉してくれていたようです。
時代もかわり昆虫の姿も少なくなってしまったことは残念です。



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